【intro】 イトウワカナの悲喜こもごも

http://intro-sapporo.com/


★★ intro 「ブルーマウンテン号の卵と間違い探し」
8.18〜8.21 @札幌・ターミナルプラザことにパトス
  
★★コンカリーニョプロデュース公演「親の顔が見たい」演出2016年秋 



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あまいやまい

アラサー、すなわち、アラウンドサーティー、なんて曖昧な言い方はしません。
30才、および、その周辺の年齢。

気付けば、もうすぐジャスト30才になります。
サーティーです。
サーティーンなんて二度と戻りたくないので、
サーティー上等。
いまだに早く年とりたいです。

けどね。
なんでしょう。
体にきていまして。如実に。
己の体に、戒められている今日このごろであります。

胃腸が、よわいんですが、
油ものとか、ダメなんですが、
お肉とか、ラーメンとか、無茶です。
ちなみに、焼サンマとか胸焼けするです。だから、避けてます。
損してる、と言われてまもなく30年です。
しかし、最近は油ものじゃなくても、ぐっとくる。
そこで、
キャベツもりもり食い、をはじました。
ごはんの前にキャベツ食べる。
これだけで結構いける。
おかげで食欲も回復。
野菜すばらしい。

思えば、幼少よりダメだったんです。胃腸が。
ケーキ。
ケーキ食えなかったんです。
ワンカット全部食べれたら、すごいほうでした。
おともだちのお誕生日会とか、じつは大変でした。
一度、どーしてもきもちわるくなっちゃって、
でもほら、お誕生日会。
雰囲気的に残せないし。
おともだちのケーキのお皿はみるみるなくなっていくし。
たべものは残さない教育を受けてるし。
困り果てたあげく、
勇気を出して口に全部入れたのですが!
限界だったらしく、入れたはいいけど飲み込めなくって、
数十分、口の中にケーキ溜めてたことがあります。
努力と呼んであげたい。
8才のわたし。
思い出したよ。

むかしは、全体的にもっと甘かったような気がします、ケーキ。
今のは食べやすい。

ハタチすぎのころに、ケーキ屋にバイトの面接に行き、無事受かりました。
しかし、直後、
ケーキ食えねえじゃん、と思い出し、
しかし、味を覚えなさい、という店長のもと、ケーキを毎日胃もたれしながら食べまくり、
ケーキを克服したという過去も持ってました。
いまは食べれます。
だから、忘れてました。
おいしいものは、大好きです。
おいしいは、しあわせです。

なんか、甘いものもよくないんですってね、胃腸には。
油ものと変わらないパンチ力。

しかし、キャベツでいける!
だいぶいける!

身体とうまく付き合っていかな、と
今更おもいます。
酷使したなぁ。20代。
タフなのをいいことに、馬車馬のように動かしてたなぁと。
それでいけたから、いんですが。
そろそろ大事にしたげよう。
introのみなさんも若くないし。

わたしが30才になると、
うちの20代はなっちゃんだけになります。
おお。。。

なっちゃん明日まで、新さっぽろで弦巻楽団の死にたいヤツら、に出てます。
15時から。
こちらの作品、面白いですよ。
わたし、初演みました。
ぜひ、お時間ある方、足をお運びください。

宣伝した。


そんで、

甘い、で連想されるのは、
あまったるい、とか、
痛い、とか、
どーしてもネガティブなほうにいきがち、わたし。

あまい、は、あんまりおいしくない。
あたたかい、は、おいしい。
おいしい、は、しあわせ。






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今日は2ほんだてのふりして6ほんだて
じゃぱどら!
WATER33-39『犬は鎖に繋ぐべからず』
みたのだった。

ほいで、長々と書いたエントリが、消えたのだった。
2回も。
意気消沈。

ええと、


俳優がことばを獲得するのに、そのもとのことばの古さはあまり関係がないと思える。

というようなことと、

良い戯曲は、その作業にうってつけ、

というようなことを書いた。
色気もなにもない書きかたすると、
そんなようなことを。

あと、
じゃぱどら!って、言いたくなるのはどうして、
ってことと、
清水兄さんのような先輩がいて、よかった、
ってことと。
お世辞じゃないけどお世辞のように書いておきます。

紙風船、のことは、また書きます。
犬は〜の上演後に、同じ岸田戯曲の『紙風船』を上演したの。
とてもおもしろかった。
手強さも感じた。
introも、紙風船部を発足するのです。


あと、
さほちゃんがたまに人形つかいになるんですけど
それで、こぐま座に人形劇をみにいった。

人形と人形つかいの関係、を考えて、
キイワードはタイムラグ。
あと、不自由。枷ともいう。ポジティブな意。

人形がわたしの好みで、
うちのひとたちも人形にならないかなぁと思いました。
カラフルなやつに。
のしろさんは、ビッグバードみたいなやつに。

のしろさんと一郎ちゃんは、
先日の住民劇で朝日町にツアーに行き、
無事公演を終えたそうだ。
おつかれさま。
さほちゃんもこっそりと人形劇。

intro武者修行月間のラストは来週末、
なっちゃんが弦巻楽団に登場。
新さっぽろはサンピアザ劇場ですよ。
ぜひぜひ。

わたしは、年がら年中武者修行ですけど。
いまは、ことばについて。
いや、ずっとなんだけど。
きっと、これからもずっと考えます。




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今夜の数分のできごとに揺れた文章をそのまま
何度か書いたことがあるけど、
わたしは、いしわたり淳治の書くことばを、ひじょうに好みます。

あとは、髭の須藤くんと、小沢くんと。



今日は、西区の住民劇をみてきた。
うちの、のしろさんが毎年出演してまして、
あと、いつも出てもらっている宮沢りえ蔵くんも毎年出てて、
今年はちょろっと大高一郎も出ています。
たいへんお世話になっています。

あーおもしろかった!!という作品。
いつも、これを見終わったあとは、浄化されたようなきもちになるんです。
演劇ラブ精神が溢れ出る。
だって、おかあさん方、みんなたのしそうなんだもの。
それでいて、ちゃんとお届けしてくれる、
さらに、楽しませてくれるし、なにより自分楽しいの忘れない。
きもちがよい!

脚本がハムさん(SKGすがのハム氏)で、これまでの西区の住民劇とは、またひとあじ違ったの。
今まで気づかなかったけど、
ハムさんの書く台詞は、唐突に触れてくる。不意打ちしてくる。
それが猛烈ににんげんくさくて、いとおしかった。
こういう公演だったから、それがとても見えたのかも。
もってるもの、ぜんぶつかって喋ってるみなさんに、
涙ちょちょぎれましたの。
ちず母の演出にも、娘は改めて脱帽いたしました。
のしろさんも可愛かったし。

明日もコンカリーニョでやってます。
来週は、朝日町にツアーだよ!すごい!
バリっとやってきてね!






で。
ハムさんの書いたセリフを反芻していいきもちになってたら、
盟友がしあわせなことばを呟いていて、わたしもしあわせなきもちになり、
違うところをのぞいたら、
わたし、このひとのことば、大好きなんだわ、とまた思い、
そうこうしてたら、
盟友たちがみな、しあわせで、
なんてゆうか、
演劇ラブでいま、そこに浸かってて、
しかしながら、音楽ラブなときがあって、
だからいま、こーゆうのを作ってたりするなと思い、
まったくまとまりはないんですけど、
だいたい、途中から書くこと変わっちゃったわよ。

まあ、いいや。
もう戻れないので、このまま、今日は書きますけど。
あれです。エモです。
エモわかにゃんです。

なんか、そういう夜であります。
背筋の伸びる、そういう夜であります。

たぶん、変わってないの。したいこと。
あれからずっと。

思い出して、削いで、つくる。

君らがいるから、つくりつづけんのさ。


しょうご、あんつくん、マサルへ。
ラブ!






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ドナちゃん
久しぶりに、何もしない日にした。
寝てばかりいた。
ほんとにわたしは、ずっと寝ていられる。
困るし、それが好きだったりする。




二月の最初の日に、
うちのドナちゃんが逝った。
夕方、母からのメールで知り、急いで仕事を済ませ、帰宅した。
まだ、暖かかった。
でも、動かなかった。

もう何年も、何度も危ない時はあって、その度にまわりは覚悟をしながらも、越えてきた。
が、逝くときはすんなりだ。
痛がらず、すうっと、終えたらしい。

さんざ泣いた。
動かないドナちん、呼んでも動かないドナちん。
とにかくたくさんさわった。
わたしは、犬アレルギーだ。
かゆくならないな、と、思った。

母が、晩御飯を用意してくれた。
食べれないかもしれないけど、と言った。
けど、わたしは、食べなきゃいけないような気がして、食べた。

そして、稽古に行った。
行かなきゃいけないと思った。
途中、ソウルフラワーユニオンを聴いた。また泣けてきた。

バカバカしいことを真剣に悩み、大笑いして、稽古は終わった。
帰って、わたしはドナと一緒に寝ようと思っていたのだけど、
すでに母にドナはとられていた。

翌朝、ドナは冷たくなっていて、かたくなっていた。
ドナに触れるのが最後だとおもったら、また泣けてきた。

こういうとき、
わたしはどうも吐き出しきらないことがよくあって、
ちゃんとかなしむ、というようなことをおろそかにしがちで、
だから後々、ふとしたときに響いたりする。
もらったメールには、そういうことが書いてあったような気がして、とてもたすかった。

14才のときに、猫のメメが逝ったとき、
うちの家族はなんて薄情なんだ!と憤慨したんだけど、
その意味もようやっとわかった。
このひとたちは、そうしないといけないのだ。
14才のとき。わたしは、わからなかった。
祖父を亡くしたのもその年で、そのときもわからなかった。
今、わたしは確実に生きていて、確実に死に向かっている。
だからどうってこともない。
いつのまにか、それを知っていた。
だから、生きるほかないのだと、思うの。


わたしはドナがだいすきだった。
なかよしだった。
だから、ドナが死んで、わたしはとてもかなしかった。







つけたし。

ドナとお別れした夕方、
あのひとの歌が聴きたいわと思った。
何故かはわからない。
ネットに転がってるのを聴いた。
僕の隣に君がいなくても。
この曲でよかったと思った。




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竹下くんと穴井さん





intro
【抱けないあの娘】

★脚本と演出・イトウワカナ

★出演・大高一郎、伊藤若菜

★衣装・中原奈緒美
★音響・橋本一生
★照明・上村範康
★マイク運んでくれる方・大江芳樹
★演出助手的なひと・田中佐保子
★シンドバッド指導・工藤くん


ハレンチポップ、またやりたい〜

せっかくだから、
お写真公開〜







お稽古風景画。
キャッ、ハレンチー!


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月曜
 おひさしぶりです。

ポヤーっとしてる間に、
サッポロショーケース、終了しました。

ご来場いただいた皆さま、ほんとうにありがとうございました★
また、配信でご覧になった方、ありがとうございます★
次回はぜひとも、劇場でお会いしましょうね。

と、
ご一緒した劇団の皆さま、スタッフの皆さま、
ほんとにありがとうー☆

ヤングたちとしゃべれて、とてもうれしかったです。
なんか、ハムプロに出てた、
ゴトウカツキくん(4人飛脚DANDA団)に、
「イトウワカナさんてーええーって思ってたんですけどー、なんかイメージとちがったー」
みたいなことを言われました。
恐ろしそうということでしょうか。パブリックイメージ。
んなこたない。
んなこたないんだよ。


抱けないあの娘、
大高一郎(ベイビィ)と二人でごりごりつくりました。
ごりごりと。
このタイミングでこの作業ができたことが嬉しいのです。
バカバカしい作品にも関わらず、お稽古は超硬派。
自分でいうけど。
きつかったけど、よかった。
やってよかった。

次回公演は秋です。
それまで、ごりごりとした稽古を積んでいこうと思ってます。
そして、
ごりごりと作品をつくろうと思っています。

しばし、おまちを。
気づいたらもう2月だった。
だから、秋なんてすぐきちゃうんだからね!

1月はブログをほっぽらかしていたんですが、
更新していこうと思いますよ。
それがねぇ、
ちょこちょこ、ブログかいてたんですけど、
かけどもかけども、消えるんですよ。
そんなことが続いたので、ちょっとあれでした。喪失してました。


ところで。
サッポロショーケース、
観るのも演るのもいそがしかったんですけど、
ほいで、全部は観れなかったんですけど。
前からみたものもあれば、袖からこっそりみたものも。

まーライトマンがすげえ面白かったんです。わたし。
ああ、不条理。
不条理たまらん。
不条理したい。

あとね、
オノマリコさん作、うたたねの城谷くん演出の、kyodai
すごく良いホン。
よみたい。
ああ、しっぱいした。
リコさんともっとおはなししたかった。

そんな感じ。
終わった次のひ。
わたしはあれです。
次のことを考えはじめています。

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