【intro】 イトウワカナの悲喜こもごも

http://intro-sapporo.com/


★★ intro 「ブルーマウンテン号の卵と間違い探し」
8.18〜8.21 @札幌・ターミナルプラザことにパトス
  
★★コンカリーニョプロデュース公演「親の顔が見たい」演出2016年秋 



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sakepop
 


 

なんだかばたばたしている。
だいたいintroのことで。
あとは、もろもろのことで。もろもろもろ。

忙しくて、とてもいい。

5月も終わった。

たぶん、この一か月のことは、
ずっと残りそうな気がする。
忘れるかもしれないけど。
なんだか、へばりつきそうな、
においとして残りそうな、
ガリっとするのか、ぺったりとするのか、
まだわからないけど。


どっちかといえば、酒呑みのほうだけど、
これは衝撃の出会いの酒。
おいしすぎて、あなたから離れらんないわ!
と、ぐいぐいいったけれども、
おいしいものはまぁ、かわいくないお値段がすることがよくある。
ほどほどにしようと思う。
酒は好きだが詳しくないので、
こいつをどう頼んでいいのかがよくわからない。
なので、
「くさいのください」
って言うことにしている。
くさうま、というジャンルに踏み入るとは、
人生、何が起こるかわかりませぬ。



あと、
30日の朝日新聞の記事に、
仙台の劇団、三角フラスコの森さんが出ていて、
森さんの姿が見れて、わたしはちょっと嬉しかった。
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From Here To 北九州

ちょっと九州いってきた。
初の九州。

「歯並びのきれいな女の子」で、ながいこと、
北九州は飛ぶ劇場の泊さんと木村さんに接していたもので、
九州近しい存在だわ〜なんて思ってたけど、
行ったことなかったのす。

で。
思い立ったので、行ってきた。
近しいわーとか思ってたけど、とおいし。
やっぱ、日本はタテナガだし。
暑いし。
北海道でいうところの夏のにおいするし。

着いてすぐ、北九州芸術劇場にむかう。
ままごと「わが星」を観て、
(二度め!観てよかった。ほんとによかった。)
酒飲みに来たようなもんなので、酒を飲む。




 


九州男児ズ。
右・飛ぶ劇場 泊氏
左・飛ぶ劇場 葉山氏






ニセ九州男児
飛ぶ劇場 木村健二氏!(スタア)


九州男児に囲まれて、初夏。
今までこの方たちを九州男児、なんて思ったことなかったんですけど、
わぁ、九州男児だったんだ!と、
小倉の地で確認いたしました。





 

  




小倉・ディープ街。

ぼへー。

いい。すごいいい。
昭和のにおいする。

食べたことないもの食べる。
ここまで遠くにくると、ぜんぜんちがう。

なんか、ちゃんと生活の味がするんですよねぇ。
語弊がありそうな言い方するけど。
なんて言えばいいんだろう。
気取ってないっていうか。
おいしいし。おいしくないもの、なかったなぁ。




 



九州は電車がかわいい。
かっこいい電車もある。
なんか、車体がいっぱいある。
新幹線すごい。かっこいい。
ちょうはやい。

JR九州の九州新幹線のCM、ご覧になりました?
3分あるんですけど、まだの方は、すぐにご覧になって。
このあと、すぐ検索してくださいね。
すばらしいから。

それを見てたので、
博多駅でCMを思い出してひとりぐっとくる。
このホーム…!映像でみたわ…!と。


福岡で京都の劇団、地点の「桜の園」も観た。
観れてよかった。
目からうろこー。
ぎゃふん体験。

九州の劇場、だいたいビルの中にあった。
ううむ。そうか。そうなのか。
これはこれでおもしろい。




 




これを食べに行ったのも、目的のひとつであります。
マンハッタン。
うま!なにこれーすきだ!
すきだよ!マンハッタン!







(outro)


小倉の街はなんだかいいにおいがした。
海もあるし、山もあるし、
工場もあるし。工場!さいこう!
北九州工業地帯!
お城もあった。
空気が、よい街だった。
私には、嫌いになる要素のない街だった。
こういうところでずっと暮らしている人だったんですね。

あの作品の、
ずっと解けなかった不思議さは、
その場所に行ってみたら、あっさりとけた。
小倉の5月はもう暑かった。
もう、梅雨入りらしい。
湿度のある空気。
湿度のある、夏。
たぶん、水のなか。

これから、もっと暑くなる。
熱風が吹くらしい。
真夏に行ってみたいなぁ。と。思う。
たぶん、わたしは死にかけると思う。


ちょうど、
「歯並びのきれいな女の子」
去年のきょうが、千秋楽だったようだ。
おもしろいな。
残しておいた知りたかったことも、とけた。
これにてわたしの「歯並びのきれいな女の子」は、
きれいにおしまい。
ほんとうは、へばりつく暑さのそれを見てみたかったけど。


長い時間をかけてつくったものは、
長い時間をかけて、変化するのね。
知らなかった。
だから、
長い時間をかけて、つくってみたい。
やっと、ひとつ終わったので。
とても楽しい数年間だった。
ありがとう。

たぶんわたしは、また夏のはなしを書くんだろうなとおもう。
夏は、よろこびの季節だと、思っているからです。


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先週は中学生とね
最近、最高に楽しかったことといえば、
中学生演劇部のコたちとのワークショップ。

まさかこんなことが!と、
予想もしてなかったことが起きて、
とってもよい時間を過ごしました。






おしゃしん〜
男子もいたんですけど、このときは男子、率先して後片付けちゅう。
女子はキャッキャと写真におさまりましたー。
じつは学校がみんなバラバラ。
でもまあ、5、6校かな?
まぜこぜで、はじめましてで、
とってもすてきな時間をすごした!

12さいから15さいの24人と、
30さいのわたしと、
さらに、ウンじゅっさいの先生と、
年は離れてるけど、みんなが、
おもしろい!ってなった瞬間があったことが、すばらしかったよー。


中学生はこんなことを口に出している。






これをつかってあれこれしました。
みんなの日常。


ひとのことばが、自分のことばになる。
想像できること、想像しちゃうこと。
想像つかないこと。
ことばはおよぐ。
だれかのとこに行くこともできる。
どこにも行かず、底に沈むこともある。

今しか言わないことばもきっとあるしね。これからも使いつづけることばもきっとあるしね。
どんなことばでも、届くとうれしかったね。もらうとうれしかったね。
それはきっと、いつでも、どこでも、変わらないと思うのよね。

ほんと、24人の中学生はすばらしかった!
わたしも、いっぱい勉強させてもらいまして、うれしい限り。
よい体験。








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5月になると彼女は蝶になる

 INDEPENDENT 札幌予選会、終了しました。
ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。

お客さまの拍手にびっくりして、
そして、嬉しくて、
十数秒間、至福でした。
感謝。

そしてめでたく、
今井香織×イトウワカナ
「アフリカ産オスジロアゲハのメス」
本選出場が決定いたしましたー。
わー!ありがとう!

9月に行われる、
INDEPENDENT 2nd SeasonSelection JAPAN TOUR inSapporoにて、
一緒に本選が決定した、
ANDの赤谷くん×亀井さんチームとともに、上演します。
うっひょー。

くわしくは、のちほど、コンカリーニョのHP、
in→dependent theaterのブログなどでも発表されると思います。
そちらもぜひご覧になってね。

ちなみに、9月札幌で上演されるラインナップ。


★「101人ねえちゃん」
 大塚宣幸(大阪バンガー帝国)×早川康介(劇団ガバメンツ)from大阪

★「0141≒3088」
 榮田佳子(劇団千年王國)×イトウワカナ(intro)

★「スクラップ・ベイビィ!」
 Sun!!(ミジンコターボ)×坂本見花(浮遊許可証)from大阪

★「いまさらキスシーン」
 玉置玲央(柿喰う客)×中屋敷法仁(柿喰う客)from東京


の4本に混じります!
えー。
結果、わたしの作品2本、かかることになりました。
この上なきよろこび!
貪欲!


いやー、しかし。つかれた。
今井香織嬢も、つかれてた。たぶん。
あんなに動けば疲れるわね。そりゃ。
よく休めよ。

今日はボロボロです。
眠りこけました。
母の日もなぁなぁでした。すまん母。

「一人芝居やらな〜い?」みたいな軽いノリで今井香織嬢を誘い、
「やる〜」みたいな軽いノリの返事からはじまって、
しかし、完全ノープランのスタートでしたが、
ぎゅぎゅっと詰まった数週間でした。

今井香織と一緒にやる、ということのみで作った作品です。
いま、このタイミングでこれが作れてよかった!と、
本番前日に心底おもいました。
予選会なので、そりゃあ予選通過したいけど、
しかし、これはもう予選通過しなくてもいいやとも思いました。
わたしたちは、
わたしたちが納得のいくパフォーマンスをすることのみを考えていたといいますか。
それが叶わないのは、ほんとうにいやなので。
もう一回上演の機会をいただいたのは、ほんとうにうれしいことです。

一人芝居は、2本目でしたけど、
やっと一人芝居のおそろしさを思い知ったといいますか。
いやーほんっとこわい。
今井くん、榮田くん、すごい。
でも、おもしろいなぁ。
でも、めっちゃ緊張するなぁ。
なぜわたしまで!と思いますけど。
いつも、公演初日は緊張するんですけどね、
それとはまた違う、一人芝居の作家の緊張感。
ずっとずっと個人的な緊張感。
たとえば、恋人を親に、仲良しの友人に紹介するような、そんな緊張感。
緊張づかれ、なんだろうなぁ。


さてさて、introは11月にやります。
今井香織嬢も出演しますよ。
introのメンバーは、今回の香織ちゃんの一人芝居をみて、
「筋トレするわ…」と真っ青な顔で申します。
どういうことになるかは、おたのしみ。
ぜひそちらもいらしてねー。
その前に9月本選も、待ってます!いらしてねー




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5月1日





昨日、わたくし、30歳の誕生日をむかえましたー!
ワー!

相変わらず、お稽古してましてん。
しかし、
今井香織嬢が、ケーキを用意してくれてましたー!
ワー!

うれしい!ちょううれしい!同い年!さすが!
「30」のろうそく!
もちろん、ちゃんともらった。もらったよ!
おいしかった。うれしかった。


わたしは、早く年をとりたいと、昔っから思ってきたので、
やっと30さい!念願の30さい!といった感じです。
うれしくってたまらない。

今年も、去年も、はたまたその前から、
おめでとうしてくれる人がいて、とてもうれしい。
ほんとうに、どうもありがとう。
10年後はどうだろう。
10年後なんて、ほんとうにわからないけど、
おめでとうしてくれる人がそのときいたら、いいなぁとおもいます。
10年後も、わたしは稽古場でお誕生日を迎えられたら
もっといいなぁとおもいます。


最近は、なんだかもう気忙しくて、
気忙しいだけなのでたいしたこたぁないんですけど、
気忙しいのが、なかなかこたえまして、
でもでも、それがうれしくって。
うまくいかないこともいっぱいあるし、
いやなこともいっぱいあるし、
わたしの考えやアクションではどうにもできないことも
ものっすごくたくさんあるけれど、
でもでも、わたしはちょうしあわせなのだ。
まったく今まで体験したことないようなきもちがいっぱいあって、
こんな気持ちになるなんて思ってもみなかったから、
それがなんだかうれしいのです。
それはとても小さい、わたしのまわりの世界のこと。

いま、わたしに、
大好きなひとがいっぱいいて、
演劇つくってる日々があって、
それがとてもうれしい。
わたしは昨日、とても安心して寝れたよ。
それだけでいいと思える日があることが、
とてもうれしい。





日が変わって、
清志郎の命日である。
あれから、何度も、清志郎が生きてたらなぁ、どうしたかなぁ、なんて思ったりもした。
でも、清志郎はいないのだ。
キングのことを考えてたら、
FISHMANSのことを考えたりしてしまう。
佐藤くん。
青木達之のことだったり、
アベフトシのことだったり、考えだして、そうやって、
最近考えていることとリンクしていく。
時間は流れて、わたしは年をとって、時代は変わって、
誰の思惑かわからないけど、変わっていって。
9.11は終わったのか?
終わらせたいやつのことなんか信じない。
それは、強さじゃない。
わたしは、そう思うの。
よわよわだから、そう思うの。
だから、お誕生日がうれしいんだとおもうんだよ。
ほんとに、そうおもってるんだよ。




ずっと夢をみて 安心してた
僕は デイドリームビリーバー
そんで 彼女はクイーン





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