書いたりする日々。
ここぞとばかりに書いております。
いや・・・どうかな・・・
3本まとめ書き中なので、
こっちに飽きたら、こっち、とかやってます。
合間に取材とかなんとか。
課題図書で渡されたのは、桜木紫乃さんの「ラブレス」というご本で、
普段、本は一気よみしないといけないタイプなので、
(さぼりんぼだから)
いつもどおりの一気よみ。
父の実家は道東で、
あちらには小さいころはよく行っていた。
祖母のきょうだいの家は、いまも電気がなかったりして(!)
(おばさんは、発電機は持っているのでそれで電気をおこしている)
札幌うまれの都会っこは、いまだに驚愕すること多々あり。
(小さいころはおばーちゃんちで五右衛門風呂入ってた)
祖母が亡くなってから、叔父は小さい町でひとりで暮らしている。
父は、あの、地図から消滅した町に幼いころ住んでいたらしい。
それを聞いたのも数年前だ。
そこに父は家族を連れていってくれたのことがあって、
「おお!ここに住んでた!ここ!ここ!」と
ノスタルジーに超盛り上がる父を尻目に、
想像を越えたなかなかヘビーなあばらやに、わたしは目を見開き、
ここに住んでたってか…と、想像力を使えば使うほど愕然とした。
父が水疱瘡だかはしかだかにかかり、高熱を出したとき、
祖父がおもちゃを買ってくれたらしく、そのことは何度もきいた。
たくさんいる兄弟の下から2番目の父は、すごく嬉しかったのだろうと思う。
その祖父は、父が14歳のときに亡くなっていて、わたしは祖父を知らない。
祖母は非常にたくましく、しっかりした人だった。
父のたくさんいるきょうだいは、ひとりの弟以外はみな町を出て、
少しおおきな街にいる。
ほんの少しでも、道東のあの空気を知っているせいか、
いたたまれない気持ちになったす。
間接的に、あの時代の田舎の貧しさとかを知るはめになり、
父リスペクトの気持ちがもりもりとわいております。
そんな父も、来年には定年らしく、(やめないらしいが)
ああ、そんな年なのかぁと。
このひと、どうやってここまで来たんだろうな。
わたしは移民の子孫なので、
はやいとこいろんなことを聞いておかないとなーと
最近はよく思ったりしています。