わたしが嫌いなもののひとつに、びんぼう、というのがあるんだが、
これがもう、本当に嫌いで、嫌いで。
びんぼうなぐらいなら、時間がないほど働いたほうがマシ、とか、思ってて、
だが、しかし、
最近、わたしはびんぼうなんじゃないか?と疑念がわいた。
というより、
びんぼうなのだった。
そして驚いたことに、
20代のころより、びんぼうに対して楽観的なのであった。
昔は、
びっ、、、、びんぼうだ、、、、もういやだ、、、、
どうしようどうしようどうしようどうしよう・・・・・・・・(寝る)
だったのが、
びびび!びんぼうじゃん!いま!!!
えーっと、どーすっかな。(一服)
みたいな、感じです。
そうなってることに、ものすごく自分で驚いた。
こんなに自分に変化が起きてるなんて気づかなかった。
たしかに、考え方、というか、
21世紀初頭の日本を生きていくために、
育ってきた価値観を変化させる必要があるな。。。とか考えていた。
ちょうどわたし33才。
幼少期はバブリーな時代ですよ。
テレビドラマに出てくる20代後半のひとが暮す部屋はもうそれは立派なものでしたよ。
あ!このイメージ持ったまま30代に突入してしまった!ヤバい!
と、
去年ぐらいに気付き、ものすごい考えたことがあるんですが、
その成果がこれなのかもしれない。
成果とは言うけど、まだこの作業は途中ですが。
ただ単に、びんぼうに慣れただけかもしれないんだけど。
びんぼうだって、認められるようになっただけで。
20代のころはなんだかもうすごいお金の使い方をしていたと思う。
あれはあれで、後悔はしていないんだけど。
そうやっておいてよかったなぁと思う。
最近はそういうことが多い。
あれやっておいてよかったなぁ、済ませておいてよかったなぁ、というようなこと。
無茶したなぁとも思うけど、
おかげで今、単純になっていってる気がする。
年とればとるだけおもしろいなぁと思う。
あんなになりたかった30代、すいーっと過ぎてゆくのだけど、
いやいや、30代のほうが圧倒的におもしろい日々な気がしているし、
なんかこのままいったらわたしの50代とかすんげー楽しいんじゃないかとか期待してしまう。
50才まであと17年なので、気を引き締めていきたいです。