【intro】 イトウワカナの悲喜こもごも

http://intro-sapporo.com/


★★ intro 「ブルーマウンテン号の卵と間違い探し」
8.18〜8.21 @札幌・ターミナルプラザことにパトス
  
★★コンカリーニョプロデュース公演「親の顔が見たい」演出2016年秋 



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冬眠が終了しました
冬の終わり、すなわち、春の訪れとともに、わたしも動き出しました。
この数ヶ月は、ぐずぐず言っては酒を呑み、ぐずぐず言っては酒を呑み、
の繰り返しクズ人間生活だったのですが、
数年ぶりのバカンスとばかりに日々を過ごしていたら、
非常にバランスの悪い人間になっていたようで、(うっかり韻踏んだ)
たまにこうゆう生活をするのも悪くないなと思っています。
こうやったらこうなる!という実感と反省がしっかりある。
というか、今思えばただただ冬だったからなんじゃないかとも思うが。
やっぱり、冬は働くもんじゃない。

知らない感情の日々を過ごしていて、とてもたのしい。
演劇なんてやめちまおーか、みたいになってた時もありましたけど、
ぜんぜんぜんぜん、ちゃんちゃらおかしなことを言っていたなぁと、おもう。
アナ雪じゃないですけど、
呪いは自分で解くもんだ。
今アナ雪見たら、そりゃあもう号泣すると思う。(自信たっぷり)

もう何度聴いたかわからない、
小沢健二「LIFE」をしばらくぶりに聴いた。
ら、今までと違う感覚で聴いていることに気づいた。
おお!?どういうこっちゃ!となったのですけど、
これはわたしが大人になったなーと思いました。
そして、これまでわたしが思ってたほど、
「LIFE」という名盤には恋がなかった。
恋があふれてると思い込んでいた。恋のことばかりだと思ってたけど、
恋でコーティングされてただけだった。
と、今は思う。
小沢くんはすげーなぁ!とまたもやリスペクト。

時間と距離について。
ここに、やはり速度はいれるべきだなと思った。
物理3点セット。
2点だとこんがらがることでも、3点になると落ち着く。
速度が入ったことにより、とてもわかりやすくなる。
バランスがとりやすくなる。
向いてる。

ひとりが好きだということに気づいた。
過去を振り返ってみれば、あ、そうじゃーん、ということばかりなのだけど。

稽古は平行じゃないんだけど、
今は新作と再演と、同時進行で作業。
新作のつくり方をぽろぽろ考えている。
最近取り組んできたやり方について。
どうゆうことなんだろうなぁとやっと外側から見始めたような感じ。
何かについて考えを巡らす、ということ。
わざわざそこで立ち止まるということ。
立ち止まる必要のないところで、立ち止まるということ。
その点が多ければ多いほど、いい。


冬はおわったっぽい。
さて。今年もよろしくどうぞ。
 
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3月5日
10年乗ってた車と別れた。
だいぶガサツな乗り方だったとおもうし、
最後もガサツに別れたと思う。
けど、なんかもう相棒であったわけで。
乗り物であり、部屋であり、どういった意味でも非常に助けられた大好きな車であった。
青井さんを横に乗っけて、ジンギスカンを食べにいくとき、
わたしの運転ぶりを見た青井さんが、
「わかなちゃんの運転は日本人じゃないみた〜い」
「自分のからだのように車を運転するねぇ」
と、おっしゃったのをおぼえている。
思い返せば、自分のからだみたいなもんだなぁ、とも思う。
ガサツに扱ってごめんな、といつも思いながら運転してたなぁとおもう。
自分にも、まぁ、そう思ってるところはあるなぁ、とおもう。

車には、
たぶん23才の誕生日に友人からもらった、
ナイトメアビフォアクリスマスのジャックがぶらさがっていた。
「誕生日プレゼントー!」といってくれたジャックを、
彼女がそのまま、車にぶらさげてしまった、
そのまま、ずっとここまできた。

誰かと10年一緒にいたこともないから、
10年以上一緒にいて別れる、しかも、もう限界まで付き合って、っていうのは、
けっこう晴れ晴れとしたものなのだなぁとか思ってる。
車だけど。

時間は、かたちがないから、
こういうふうに、モノでわかることっていいなぁと思っている。
ちゃんと、劣化してゆくこと。
その安心感。

なにが変わるってこともないけど、
まぁ、一区切りだなぁというかんじで。
そうやってこれからも進んでいくんだと思うと、
やっぱ人生なんてすぐ終わっちゃうぜ。

 
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